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VISION2030

私たちは中期経営計画において、既存事業の利益率向上に取り組むとともに、長年培ってきた材料開発、接合技術、表面処理、ダイキャスト、評価/CAEといったコア技術をさらに磨き、電動化や環境配慮型製品・事業へと展開していきます。
具体的には、電動化製品のラインナップ拡充、環境配慮型サービスの提供、サーキュラーエコノミーへの貢献、CFRPリサイクル技術の開発など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速。2030年に向け、自社の強みを生かした未来志向の製品群を進化させてまいります。

中長期経営計画 目指す姿

当社のコアコンピタンスと既存事業・新事業の関係

2027年に向けても顧客需要は堅調で、営業利益率は自然体でも拡大すると見込んでいます。当面は大型投資を抑えつつ、事業ごとに適正配分を行い、中期経営計画を着実に推進。稼ぐ力をさらに高め、持続的な成長基盤を築いていきます。

外部環境の認識

【グローバル自動車 生産台数予測】

PHEVまで含めたエンジン搭載車両(既存事業)の減少は軽微であり、BEV・エンジン非搭載車(新事業)の増加により、2030年に向けて総市場は拡大
[出典:市場調査データから自社作成]

今後の見通し(既存事業)

【~2027年 売上高と営業利益率】

2027年に向けても顧客需要は堅調で、営業利益率は自然体でも拡大すると見込んでいます。当面は大型投資を抑え、事業ごとに適正配分を行いながら、中期経営計画を着実に推進。稼ぐ力を一層高め、持続的な成長につなげていきます。

中期経営計画 重点取組み事項

【~2027年 売上高と営業利益率】

中期経営計画 経営目標

【~2027年 売上高と営業利益率】

中期経営計画では、2027年に売上高 1,170億円、営業利益 50億円、営業利益率 4.3%、ROE 5%を目標に掲げています。これらは、VISION2030実現に向けた重要な通過点です。私たちは、この目標をできるだけ早期に達成するべく取り組み、着実に未来の成長へつなげていきます。

ROE・ROICツリー ー構造改革ー

構造改革 -営業利益目標値-

ROE・ROICツリーを活用し、稼ぐ力と営業利益率の向上をめざす9つのプランを策定。これらのプランを軸に構造改革を推進し、持続的な収益基盤を築いていきます。構造改革を進めることで、営業利益は2024年の6億円から2027年には50億円へ。同時に、人への投資も積極的に行い、確実に利益を生み出せる強い企業体質へと進化していきます。

ROE・ROICツリー ー財務体質の強化ー

財務体質の強化 ーキャッシュフロー・アロケーションー

2025年から2027年の3年間で創出するキャッシュフローは、成長領域への戦略的投資 と 株主還元(配当・自己株式取得) に積極的に活用します。既存事業への投資は、グループリソースの活用や投資規律の強化により 約155億円に抑制。一方で、成長領域には 約70億円を目途に積極投資 し、将来の収益基盤をさらに強化していきます。

財務体質の強化 ー2027年 経営目標ー

2030年に向け、まずは2027年までの中期経営計画スローガンを「お客様と仲間の笑顔のために」と掲げました。この言葉には、「持続的な利益成長をめざし、変化に強い企業体質へと進化する」「グループの力を結集し、新たな価値を創出・提供する」という私たちの決意が込められています。
このスローガンのもと、2030年の目標とその実現に向けた取り組みを進めていきます。

キャッシュフローとアロケーション

更なる戦略的投資・株主還元へ積極的に投入を図る

2030年に向け、戦略的投資と株主還元をさらに拡充し、財務体質を一層強化していきます。2028年から2030年の3年間で戦略投資170億円、配当金45億円を計画し、DOEも1.5から3へと引き上げ、株主価値の向上を図ります。

経営基盤強化の取組み

VISION2030

私たちは経営基盤の強化に向け、E(環境)・S(社会)・G(ガバナンス) の各分野で積極的に取り組んでいます。
VISION2030では、売上高1,300億円、営業利益78億円、営業利益率6%、ROE8%を目標に掲げています。さらに、そのうち新事業での売上高250億円を目指し、既存事業の強化と並行して新たな成長の柱を築いてまいります。