interview05
生産技術
01
voice
私は外観検査工程の自動化に取り組んでいます。生産ラインでは必ず検査工程が入り、外観検査もそのひとつ。これまで目視で行ってきた検査を自動化して省人化を図ろうというプロジェクトが発足し、その主要メンバーとして主にディープラーニングを活用した外観検査機の開発を行っています。画像データの収集から、AIモデルの設計、モデルの学習、精度評価を行い、最適なAIモデルになるよう検証をしています。
これらはまだ社内的に取り組んだことのない分野で、プログラミングもすべて1からのスタート。社内に経験者がいないため失敗も多いですが、今後の製造業に欠かせない技術に携わっていることにやりがいを感じます。
02
voice
学べる環境を与えていただき、挑戦の日々です。
就職活動では自分の知識を活かして形に残る仕事がしたいと考えたため、ものづくり企業への就職を志望しました。同じ研究室の先輩が大豊工業に入社されたことが私のきっかけです。
入社後、データサイエンス勉強会に参加し、そこで初めてプログラミングや機械学習の実装方法を学びました。大学の卒業研究は航空分野。まさか自分がプログラミングに携わるとは思っていませんでしたが、当社でさまざまな環境や機会を与えていただき、今は新しい分野への挑戦にワクワクした気持ちで取り組んでいます。
03
voice
DX化が叫ばれる昨今において、当社でもDX化は大きな課題です。私は、自分のスキルを活かして工場のDX化を進め”スマートファクトリー”の実現を目指しています。現在の工場では、作業者が1時間おきに生産日報を手書きして、それをパソコンに打ち込んでデータ管理していますが、ゆくゆくは生産設備とIoTデバイスを繋いでデータの自動取得・管理ができるようにしたいです。また、外観検査ではまだまだ作業者が目視検査を行っているラインが多くあります。まずはこの作業を自動化して、工場のDX化を一歩ずつ前進させていきたいです。
DXによって業務を効率化して、作業者にはその人にしかできない仕事をしてもらいたいです。例えば、新しい製品の開発に取り組んだり、よりよい生産へのアイディアを考えたりといった「人にしかできない仕事」に時間が使えるようになることを目指しています。