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基本的な考え方

当社は「調達基本方針」に基づき、適正取引の推進を図っています。調達活動推進にあたり、取引先の皆様とサプライチェーン全体で活動し、相互の持続的成長につなげていくため、お互いの信頼に基づいたパートナーシップ関係を構築していきます。

調達基本方針

1

開かれた公正・公平な取引の原則

2

取引先様と一体となった競争力強化の原則

3

取引先様との共存共栄の原則

4

原価低減活動における課題・目的の共有と成果のシェアの原則

5

相互信頼に基づく双方向コミュニケーション

主な取り組み

サプライヤーとのパートナーシップの強化

当社では毎年3月に「調達方針」を展開し、「環境・安全・コンプライアンス・品質・生産・原価などに関する取り組み」と「当社からの期待値となる目標」を示しています。また、社内では随時、下請法に関する勉強会を実施し、違反の撲滅や監視を行うとともに、取引先との連携強化や適正な取引の推進に取り組んでいます。さらに、2022年12月には「パートナーシップ構築宣言」を策定・公表し、取引先の皆様との共存共栄を目指した取り組みを進めています。

パートナーシップ構築宣言

ともに成長するための支援活動

当社の協力会社(全18社)で構成される組織「豊成会」は、1989年に結成され、相互研鑽を通じ、グループ力最大化のための活動を行っています。一例として開発力・生産性向上を目的に「技術開発・改善事例展示会」および軸受製品の稼ぐ力の活動を推進しております。さらには2023年度から「品質勉強会」を実施し、各社の品質機能人材の育成を支援しています。その成果として2023年度は、品質・性能基準適正化特別活動(Smart Standard Activity)にて、SSA推進優秀賞の受賞に貢献することができました。

サプライチェーンマネジメント

東日本大震災や新型コロナウイルス感染拡大、半導体不足等の経験を踏まえ、サプライチェーンの把握、調達先の複数化など、供給リスクに対応する「生産の構え」の整備を行っています。大規模災害が発生した際に円滑に行動できるよう、取引先の皆様と有事を想定した防災訓練やBCMに関する勉強会を実施し、さらなる体制強化を図っていきます。

安定調達 複数社発注、カントリーリスク、経営、法規制、物流、感染症、災害、サイバー攻撃

グリーン調達

グリーン調達ガイドラインにて「環境マネジメントシステムの構築」「温室効果ガス・水インパクトの削減」「化学物質の管理」「自然共生社会の構築」への取り組みついて、取引先の皆様にお願いしています。また、環境支援活動の一環として、各社を訪問し、現地・現物確認会を継続して実施しています。取引先の皆様とともに、環境保全活動を進めていきます。紛争鉱物に関しては、直接的・間接的な使用も一切認めないという方針のもと、取引先の皆様のご協力を得て、紛争鉱物の不使用を担保する体制を維持しています。2023年4月には、当社が公表したカーボンニュートラル宣言を踏まえ、取引先の皆様へ大豊工業の取り組みを説明するカーボンニュートラル説明会を実施し、7月にはグリーン調達ガイドライン(第5版)を公表いたしました。

コンフリクトメタル(紛争鉱物)不使用に関して

大豊工業レポート