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燃料電池のコア部分に挑戦
大豊工業ではトヨタMIRAI用燃料電池の構成部品のエンドプレート生産を行っています。現在は大豊工業の要素技術を活かし、新たに燃料電池のコア部品の開発に挑戦しています。
自動車の新時代を担う新エネルギー車の１つは燃料電池自動車（FCV）です。FCVは水素と酸素を結合させた化学反応によって発電します。有害物質がまったく発生しない、クリーンなエネルギー源となります。
大豊工業グループの要素技術を生かした新製品開発
エンドプレートはアルミ製のダイガスト製品で、セルを圧縮する際に両サイドを連結する筐体部品です。
エンドプレート以外にも、セパレーターやターミナル、絶縁板盤などの部品を、それらの製品に対しても大豊工業の要素技術を生かした新製品開発に挑んでいます。セパレーターは燃料電池の発電コア部品として重要な部分になります。プレス技術・シール技術・表面処理など、当社グループの要素技術が十分に活かせる領域だと考えています。
表面処理、軸受開発で培った要素技術を活かし耐食性と導電性向上をねらっています。
量産製品
開発製品
グループ会社・大学などを巻き込み、新製品開発を通じて社会に貢献
これら新規製品の開発は当社だけでなくグループ会社の知見も活かし、さらに大学などと連携スピーディな開発を推進しています。 環境に優しい水素社会に貢献できるようにがんばっていきます。いずれは自動車以外の領域にも視野を広げていきたいと考えています。
