開発の狙い
キャビテーションエロージョン発生メカニズム明確化と設計クライテリアの設定により、エンジン初期設計時から軸受/周辺設計の品質と開発スピード向上に貢献。
開発コンセプト
キャビテーションエロ―ジョンとは
油膜内に生じた気泡が、油膜内の急激な圧力変化によって高速で崩壊し、崩壊時の衝撃圧力が軸受に作用して生ずる表面損傷 ⇒ 疲労破壊現象とされている。
キャビテーションエロ―ジョン発生メカニズム
油膜内に生じた気泡が、油膜内の急激な圧力変化によって高速で崩壊し、崩壊時の衝撃圧力が軸受に作用して生ずる表面損傷 ⇒ 疲労破壊現象とされている。
キャビテーション数
キャビテーション数が大きいほど、エロージョンの抑制に効果あり
効果確認
コンロッド軸受のEHL解析結果から平均油膜圧力を主流圧力として用い、 キャビテーション数を算出。機種Aに適用し、耐久評価結果を基にクライテリア設定。
→幅狭化, オイルリリーフとクリアランスの最適化で対策可能